和歌を通じて、景色を思い浮かべる、
景色を見て、和歌を詠む、
あなたはどちらがお好きでしょうか？

春霞 たなびく山の 桜花 見れども飽かぬ 君にもあるかな

　　　　　　　　　　　古今和歌集　紀友則

＜現代語訳＞
春霞がたなびいている山の桜はいくら見ても飽きることがありません。
それと同じように、いくら逢っても飽きることはないんですよ、あなたには。

この季節にぴったりの美しい和歌です。
詠んだ場面は、歌会の時にいた女官へのメッセージと思われます。
まだ、恋が成就する前の熱い思いでしょうか。
いくつ年を重ねても、歌のような心境でいたいものです。
さて、春霞のたなびく山というと、どのような風景を思い浮かべるでしょうか？
実際にはこのような霧がかかり幻想的な風景になります。

薄いピンクに色に染まり、この世のものとは思えぬ美しさ、
ゆっくりと表情を変える自然の姿にいつまでも見とれてしまいます。

そんな桜を愛でる季節がもう間もなく訪れます。
かみのやまでも、一度は目にしたい桜の名所があります。
代表的なものをご紹介いたします。観光のご参考にしてください。

上山城と月岡公園です。
展望台から見える蔵王の雄大な景色と、眼下に広がる桜絵巻を堪能できることと思います。
敷地内の足湯に入りながら、のんびりお花見を楽しむのもオススメです。

こちらは、御幸公園です。
200本のソメイヨシノの古木が並ぶ名所。園内には斎藤茂吉記念館があります。
他にも、かみのやまには桜の名所がたくさんございます。
美しいかみのやまの「桜」を愛でながら
今度は、あなたの和歌を詠んでみるのも一興ではないでしょうか。

＞＞＞詳しい桜の名所こちら

かみのやまの桜をごゆるりと味わいたい皆様、
是非、天神の御湯「あづま屋」へお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。

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