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2017年5月29日
今日は与太話と思って聞いていただきたいのですが、
私はどうも「こだわり」という言葉がキライです。
料理番組などでやたらと使われる
「シェフこだわり逸品」で使われるこだわりです。
その理由は、プロなのだから何かしら細心の注意を払うのは
当たり前だし、「@@に気を使ってます」という表現で
いいのではないかと思うのです。
それが途端に「こだわりのメニュー」と言われると、
自分で言うのはどうか、つい、思ってしまいます。
これは、「感動!」という言葉もそうなんですが
当事者が自分で「感動出来ます!」と言われると
それは他人が「感動しました!」と言う言葉であって
自分で言うのはどうかと思います。
そんな「こだわり」が気になって辞書を紐解くと
三省堂の大辞林では、
①心が何かにとらわれて,自由に考えることができなくなる。
気にしなくてもいいようなことを気にする。拘泥する。
「金に-・る人」 「済んだことにいつまでも-・るな」
② 普通は軽視されがちなことにまで好みを主張する。 「ビールの銘柄に-・る」
③ 物事がとどこおる。障る。 「脇差の鍔(つば)が横つ腹へ-・つていてえのだ/滑稽本・膝栗毛 6」
④ 他人からの働きかけをこばむ。なんくせをつける。
この意味を知ると、私の抱いた違和感も多少、スッキリしました。
そもそも「こだわり」とはネガティブな言葉なのです。
「金にこだわる人」「過去にいつまでもこだわる人」とか
軽視されがちなことまでに、好みを主張する、のです。
つまらないことを引きずっているニュアンスを感じるのです。
「言葉は生きてるから、時代によって変わるんだよ!」と諭されそうですが
気持ち悪いものは気持ち悪いのです。
YAHOOの知恵袋を見ても、私と同じ感覚を抱いてる人がいて
本来なら「特別に吟味された」「思い入れのある」「特に力のこもった」
という表現が紹介されてました。
けれど短いフレーズとして「こだわり」を使っているのでは?と
推測していますが、やはり私も嫌なのです。
どうですか?皆さんは、
「シェフこだわりのサラダ」より
「シェフ思い入れサラダ」の方が好感がもてないですか?
仮に「こだわりの多いホテル」があったとしましょう。
もう、これは宮沢賢治の「注文の多い料理店」の世界です。
客は、当初、山奥にあるレストランなのに注文が多く、人気店なのかと
錯覚するのですが、実は奥にいる山猫に
「からだにクリームをつけてください」
「頭から酢を被ってください」と
「注文をつけられている」という展開です。
これがさしずめホテルなら、
「やたらとチップを弾んでくれるお客様」
「友達3人は連れてくるお客様」
「ごみを全く出さないお客様!大歓迎」
とまあ、冗談を書いてみましたが
個人的には「こだわり」なんか言いたくと思ってしまいます。
皆様、いかがでしょうか?
本日も当ページをお読みいただきありがとうございました。
あづま屋で、多くの皆様のお越しをお待ちしております。
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