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山形県に宿泊なら旅館「果実の山 あづま屋」

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2017年5月4日

「魅力の発掘」

JR九州の「ななつ星」の成功を受け、
JR西日本で「トワイライトエクスプレス瑞風」、
JR東日本では「トランスイート四季島」と
続々と富裕層向けの豪華列車が誕生しています。

売りは走る高級ホテルともいうべき、客室や料理だったりします。
何より、車体がガラス張りで流れる車窓をゆったり楽しめるのが
大きな魅力だと思います。

考えてみれば、これまでずっと「移動時間」との戦いではなかったのか?と思います。
新幹線はどんどん、高速化され、全国に敷かれ、
「移動時間」をいかに短くするか、これが旅行業界の課題でした。
「速さ」の発想を捨て、流れる景色、そのものをエンターテイメントすることで
「長い移動時間」が苦にならなくなった。
「速い」という利便さより、「車窓」の景色を味わうへ。

そんなことをつらつらと考えていたら
服部文祥という冒険家を思い出しました。
彼に言いいます。
「山は低くなった。」
その真意は山を登る道具がどんどん進化し、山に登るのが簡単になった。
そのため、冒険家としての喜びや達成感はないという考えです。
そこで、彼が取り組むのが「サバイバル登山」です。
これはナイフ一本だけを持って、食料や水を現地調達しながらする登山です。
また、彼は「百年前の道具で山を登る」ということもやっています。
進化した靴ではなく、当時の靴で山を登る。
同じ山でも、その道のりや苦難は全く違うものになるでしょう。
「楽に山を登る」よりも「大自然と向き合う山登り」へ。
山形という土地は決して交通の便がいいとは言えないかもしれません。
けれど、「不便」であることが魅力にならないのか?と考えたりします。
発想を変えれば!と意気込みましたが中々の難題です。

でも一つ、移動中の楽しみと思うところがあります。
それは山形新幹線に乗って、福島からトンネルに入り、板谷峠に出る瞬間です。
川端康成の小説の「長いトンネルを抜けると、そこは雪国だった」ではありませんが、
あの劇的な瞬間は、別世界に迷い込んだような興奮を覚えます。
木々に覆われ、渓谷を見下ろしながら見る車窓は見ごたえがあります。
「板谷峠 山形新幹線」の画像検索結果
車窓マップなんてあったら、
移動する時間がエンターテイメントなりそうな気はまだまだします。

今日も当ページへお越しいただき、ありがとうございます。
遠方の方も、そうでない方も是非、かみのやま温泉・あづま屋へ一度来てください。
スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしています。

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