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2017年5月7日
「花は心、種は態なるべし」
室町時代に、能楽の基礎を確立した世阿弥の言葉です。
態なる(わざなる)と読みます。
まず、「花は心」にハッとさせられます。
そう、考えると「花を咲かせる」とは「心を育て豊かにし、それが自分の魅力となる」と思える。
「花を贈る」ことは「自分の心にある感謝や哀悼を贈る」ということになる。
SMAPの歌う「世界に一つだけの花」という曲も
同様の意味で、使っているなあと思いだしますが
世阿弥は、さらに「年々去来の花」をいう言い方をしています。
年齢に応じて咲かせる花がある、ということです。
幼少のころ、青年期のころ、技を磨くころ、人に伝えるころ、衰えるころ、
人間はいくつになっても、「咲かせる花」があるというのは実に勇気をくれる言葉です。
スポーツ選手でいえば、現役時代が花を咲かせる時と思いがちですが、
教える側になっても咲かせる花はあり、
どんな時でも、どんな場所でも咲かせる花はあるという教えは、
花は、ひとつの花しか咲かせないと思い込んでいた自分にとって
大きな発見でした。
さらに「種は態なるべし」とは、花の元は、種であり、
その種は、自らの振る舞いや技を磨く姿勢を内に持っていることを大事であると
私は解釈しています。
さて、今日でゴールデンウィークが終わりますが、
おやすみの方も、仕事している方も
一日、がんばりましょうか。
本日も当ページへお越しいただきありがとうございます。
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