山形県に宿泊なら旅館「果実の山 あづま屋」

知り合いの営業マンに聞いた話ですが（この営業マンの方は旅館のお仕事ではありません。）
仕事をやり始めたころは、どうしても商品の機能性やらスペックやらを説明しがちだがお客様にあまり響いていないと言います。

詳しい人には大事な情報であるのは間違いないのでしょうが、多くの人はその道について素人です。
となると、大事なのは商品の使い方だったり、トラブル対応だったりします。
そこで提供される情報が重要だと言います。
きっと、機能性やスペックはプロとして大事でしょうが
使う側にとっての見ているポイントは「使っている自分」なのでしょう。

さしずめ、これを当宿の温泉で置き換えると、
【温泉の泉質】は、、、
弱食塩泉、塩化物泉、ナトリウム、カルシウム塩化物泉
【効能】は、、、
疲労回復、婦人病、リウマチ、神経病
と言った情報になります。

一方で、
想像してみてください。

小学生の子どもと入る温泉、
立ち込める湯気を全身で感じ、
手足を思い切り伸ばして入る湯船。
もう、何度も親子で入る機会はないかもしれない
いつか私が父に感じた背中の大きさを見せていることは出来ているのか？
温泉で作る思い出もある。

機能性の情報も大事ですが、
どう宿を使うのか？
そんなアイディア提供も今後もできればと思います。

梅雨の季節に入りましたが
今日も笑顔で皆様のお越しをお待ちしています。

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